唇や舌を噛んでしまう原因はお腹が空いててあせっているから?
「ゴリッ」
お腹が空いてるときはたしかに、頭の中は食べることに集中しているので唇を噛んでしまいがちですよね。
大好物だったらなおさら。
とはいえ、唇を噛めばあとで口内炎になってしまうものだし、舌を噛んだ場合はより激痛に苦しむことにもなります。
でも、何も食べていないときにも噛んでしまうことってありますよね。
今回は食事中、そして他の噛んでしまう原因を調べました。
唇を噛む理由は食べたい欲?
先ほどの例のように、お腹が空きすぎてがっついていると唇、そしてほっぺたの内側を噛んでしまうときがあります。
お腹が空いてるのに唇が痛くて食べられないなんて、悲しいを通り越してもはや罰ゲームに近いですよね。
人は口を動かしているとき、特に食事中に会話をしているときに唇、舌、そしてほっぺたを噛みやすくなります。
なぜなら、おしゃべりしながら食事をしていると会話のほうに意識が集中してしまい、食べる方の口の動きがついていかなくなるからです。
唇を「ガリッ!」とやってしまえば、もうそこから先は気持ちも暗くなり、料理の味も楽しめなくなってしまうものですよね。
食べるのが好きな人ほど、口内炎になったときのショックは大きいものです。
口内炎で唇や舌を噛む理由は、食事中にかんでしまう、いわゆる物理的な反応と、精神的な面、身体的な面があります。
物理的な理由
くちびるを噛んでしまう原因。そのひとつは「歯並び」です。
歯並びが悪い人は歯の上下の噛み合わせが良くないので歯と歯がうまく噛み合わず、ズレて口の中を噛みやすくなってしまいます。
とくに銀歯や義歯、入れ歯などをしている場合は自分の歯じゃないので時間の経過と共に劣化、噛み合わせも悪くなっていきます。
私は昔、奥に四本親知らずが生えていたのですが(今は抜歯済み)、歯肉から顔を出した歯が変な向きに生えていたのでよくほっぺたを噛んでいました。
経験者は語る、とでもいいますか、親知らずが生えてくると歯並び全体に悪影響があって、そのまま放置していると噛み合わせもだんだん悪くなってしまうんですね。
私はまだですが、入れ歯は実際の歯のような感覚が弱いので口の動かし方が安定せず、かみ合わせが難しいようです。口の動きが一定じゃないというだけでも頬やくちびるを噛みやすくなってしまうんですね。
一説によると、体重が極端に増えた場合も唇を噛みやすくなるといわれています。
太るのって、お腹だけじゃなく体全体がボリュームアップしています。頬や唇も太る(むくみ含む)ので、わずかではありますが形が変化し、歯に触れやすくなります。
物理的な理由は「歯並びによるもの」と「太ったから」という、一般的に「言われればまあたしかにそうだよな」というわかりやすいものがほとんどですね。
精神的な理由
物理的な理由とくらべ、個人差の大きいのが「精神的な理由」です。
仕事に追われる日々を過ごすサラリーマン、試験勉強に明け暮れる学生さんなど、精神的な負担、いわゆる「ストレス」が影響し唇を噛んでしまう場合もあります。
理由は、考え事が多く悩みが多い人は注意が散漫になっているので口の中をあまり意識しなくなっているからです。
身体的な理由
食事中でもおしゃべり中でも無い、それほどストレスは感じてない、でも突然噛んでしまう。その結果、口内炎になってしまうという人は体からのサインかもしれません。
内臓から発信される危険信号を脳がキャッチし、抑制させるためにあえて噛んでしまうのではないか?という説があります。
食欲と健康は深く関わりがありますが、痛みが出ない場合、特に大腸は無症状の場合があるので不安に感じたら健康面を考えるべきでしょう。
たまに噛んでしまうのはご愛嬌(あいきょう)で済むかもしれませんが、あまりにも続くようでしたら一人で考え込まずお医者さんに診てもらいましょう。
あれんのまとめ
迷ったらお医者さんに相談。
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