アレルギー性鼻炎や花粉症が原因で鼻づまりになっていると、口で呼吸するしかないですよね。
私のおじいちゃんも重度の花粉症で春のスギ花粉だけじゃなくブタクサもダメなのでほぼ年中くしゃみと鼻水で苦しそうな顔しています。
鼻づまりがひどくなると夜は眠れないし朝は起きれない。ダブルの効果で悩みも2倍なのであります。ああつらい。
睡眠時に口呼吸してしまう原因のひとつであるモーニングアタックを改善する方法についてしらべました。
モーニングアタックとは?
モーニングアタックをご存じですか?
モーニングアタックとは、寝ているときに鼻づまりがひどくなり苦しくて朝方目が覚めてしまう現象を指します。アレルギー性鼻炎をお持ちの方ならきっと経験したことがあるはず、な嫌な症状です。
モーニングアタックが起こる原因は、アレルギー性鼻炎によるものと副交感神経の過剰反応によるものとされています。
人には交感神経と副交感神経があり、それぞれ働きが大きく異なります。
【それぞれの神経の働き】
●交感神経 | 活動的な働き |
●副交感神経 | 回復を主とした働き |
交感神経が活発な昼間は、アレルギー反応が若干ですが弱まる傾向にあります。
アレルギー反応が弱くなる理由は一言で言ってしまえば緊張状態だからです。
不安を感じるとき、イライラ、怒りを感じたときも同様でストレスを感じると交感神経のはたらきにより筋肉の緊張が起こります。
緊張状態では神経が過敏になり現在の状況を把握するために神経質になっているのです。
仕事で神経を使っているときは緊張状態になっているので(集中しているので)、交感神経のはたらきが強まるのでしょう。
逆にリラックスした状態、特に睡眠中は副交感神経が活発になり体の疲れを取ろうとはたらきます。体の疲れに加え悪い場所を再生させるため、いわば修理反応として鼻にも対応しようとするのです。
鼻がつまる状態により、外部から体内に向けて異物が侵入するのを防ぐわけです。
ですが、鼻がつまったところで呼吸をしないわけにはいかず、仕方なく口で呼吸してしまうんですよね。
口呼吸には利点が無く、むしろ悪い点ばかり。うーむ、これは神のいたずらなのか?
改善する方法はあるのか?
モーニングアタックは自律神経の反応が強い人ほどひどくなります。
ここでは改善する方法をご提案させていただきます。
体質改善を行う
症状を改善するにはまず、自律神経の過剰反応を防ぐ必要があります。
健康な生活を送ることで症状は緩和されていきます。朝起きる時間、夜寝る時間を決め、規則正しい睡眠と起床を心がけましょう。
また、仕事のストレスによる交感神経の過剰反応は寝ている間の副交感神経の過剰反応を招きます。
ストレス発散も必要です。
もちろん、暴れたり誰かをグーパンチしてはダメですよ。
カラオケで大声で歌ったり、ボーリングでスカッとするのも良し。ジョギングで適度に汗をかくのも効果的です。
自分の好きな趣味でストレス発散していきましょう。
趣味とはいえ、ギャンブルはダメですよ~。
勝負中は交感神経が活発になりすぎるし、結果がダメだったらさらにストレスを抱え込んでしまいますからね!
空気清浄機を使う
アレルギー性鼻炎や花粉症が原因の場合はアレルギー物質が体内に入り込むのを防ぐ必要があるわけです。
寝るときにマスクをする人も多いですよね。
マスクをしながら寝るのも方法のひとつではありますが、正直苦しくて夜中に外してしまうんですよね…。
マスクは無理~!っていう人は、空気清浄機を使うことで空気中のアレルギー物質の量を減らすことができます。
鼻の過敏な反応も弱まるでしょう。
鼻腔を広げるテープを使う
鼻が詰まって口呼吸してしまうのは、鼻腔が狭くなっているからです。
鼻腔を広げるテープを使い、空気の通り道を確保します。
ブリーズライトが有名ですよね。
アレルギー反応を抑える薬(特に点鼻薬)は一時的な効果はありますがおすすめはできません。
わずか数秒で鼻が通るようになるので便利ではありますが、使い続けているうちに鼻も慣れてしまい効果が薄くなりますし、元々体に良いものではありませんし。
肥満改善
太りすぎていると気道が狭くなり呼吸が苦しくなります。気道が狭いと肺や心臓にも負担がかかってしまいます。
ジョギングはストレス発散と肥満改善にも効果的ですね。もちろんですが、運動制限や健康面が不安な方は自分で判断せずお医者さんに要相談です。
お茶を飲む
なた豆茶は鼻通りと口の中の粘つき改善によく利用されます。実際、私も飲んでいるなた豆茶は飲み続けたら鼻がスッキリし、睡眠改善にもつながりモーニングアタックも緩和されています。
あくまで私自身の感想ですが、参考になれば幸いです。
まとめ
口呼吸の原因のひとつであるモーニングアタックはとてもつらい症状です。
上記の案を参考にしてみてくださいね
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